TEATRO REGIO
王立歌劇場

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皆さんの多くの方は、「オペラ」と聞くとまずミラーノの“スカラ座”そして、ヴェローナの“アリーナ”を連想されることだろう。しかし、意外とここトリーノにも「王立歌劇場」があり、そのオペラの歴史は両者に引けを取らないほどである。
トリネーゼはイタリアでも一、二を争うオペラ好きだ。10月のオペラシーズンの開幕前にはチケットを求めるトリネーゼ達で溢れ、トリーノの街は熱くなる。まるで、ユヴェントスの大試合がある時のように。

opera.jpg 王立歌劇場に最初に行ったのは1996年の1月だった。その当時はトリーノは記録破りの大雪に見舞われていた。
そんなおり、トリーノの街はまさに「ラ・ボエム」一色に塗り潰されていた。なぜなら、その年は「ラ・ボエム」がトリーノ王歌劇場で初演されてからちょうど百周年目であったから。
町のショーウィンドウには何処も彼処も「ラ・ボエム」の商品が飾られ、ポルタヌウォーヴァ駅から宮殿広場へと続くアーケード街「ヴィア・ローマ」を歩くとどこからともなく、オペラの一節が流れていた。
レストランやカフェのメニューを見ると、必ずと言っていいほど「ラ・ボエム」に関わるメニューの名が並んでいた。
「タリアテッレ・ミミ風」とか「牛ステーキのロドルフォ風」と言ったように。

その時の公演には、天下のバヴァロッティも何日か出演していた。もちろん、そんな日のチケットはイタリアでもプレミア物であったが。
この時、「ラ・ボエム」をここトリーノで見るまでは、恥ずかしい話日本ですら一度も足を運んだことはなかった私であったが、この日以来トリネーゼと同様、大のオペラファンになってしまった。

teatro.jpg 話はだいぶ逸れてしまったが、少しここで「王立歌劇場」について解説しておこうと思う。
ヴィア・ローマからピアッツァ・カステッロに出てアーケードを右に進み、ポー河通りを超えると、金属とガラスのファサードの新生「王立歌劇場」にたどり着く。現行の歌劇場はマルチェッロ・ザヴェッラーニ・ロッシとカルロ・モッリーニ両氏の手によってプロジェクトされ、1973年落成を見た。歌劇場を囲むように張り巡らされた鉄格子のゲートはウンベルト・マストロヤンニの作となる。
旧歌劇場は1738年から40年にかけてベネデット・アルフィエリの手によって完成されたが、残念なことに1936年の事故により焼失してしまった。今でも現存している基盤の上には、現在「国立文書館」が建てられている。

“1999年 トリーノ王立歌劇場スケジュール”

16, 17, 18, 20, 21, 23, 25, 28 MARZO 1999

MARIA STUARDA

Musica di Gaetano Donizetti
Direttore: Evelino Pid
Regia: Jonathan Miller
Interpreti: Enkelejda Shkosa/Alice Baker, Giusy Devinu/Elizabeth Biggs, Manuela Custer, Juan Diego Florez/Octavio Arevalo, Simone Alberghini, Tassis Christoiannis


マリア・ストゥアルダ

ドニゼッティの3幕のオペラ。シラーの悲劇「マリア・シュトゥアルト」に基づく、 G.Bardariのイタリア語台本による。
1834年作曲、同年10月18日ナポリのサン・カルロ劇場で初演。日本初演は1984年 藤原歌劇団(タイトルロールは林康子)。

舞台は1587年の英国。英国女王エリザベッタ(Ms)は臣下のレスター伯爵ロベルト (T)に思いを寄せているが、彼はスコットランド王女マリア・ストゥアルダ(S)を 愛している。マリアは英国女王の地位を狙ったとして幽閉されているが、伯爵は女王 に彼女の赦免を願う。ロベルトのマリアに対する愛情への嫉妬から、エリザベッタは 彼女を辱め、耐えきれなくなったマリアはエリザベッタが実は庶子であることを指 摘、怒りに燃えたエリザベッタはマリアを逮捕させ、死刑執行を言い渡す。マリアは エリザベッタを許すことを言い残し、死刑台にのぼる。

(音楽之友社:「オペラ辞典」より)


4, 6, 9, 11, 13, 16 MAGGIO 1999

LA VOIX HUMAINE

Musica e libretto di Francis Poulenc
Direttore: John Mauceri
Regia: Alberto Renault
Interpreti: Renata Scotto


THE MEDIUM

Musica e libretto di Giancarlo Menotti
Regia: Renata Scotto
Interpreti: Renata Scotto, Elisabetta Scano, Domenico Colaianni, Claudia Nicole Bandera, Anna Bonitatibus


8, 10, 11, 12, 13, 15, 16, 17, 20, 22, 23, 25, 27 GIUGNO 1999

LA TRAVIATA

Musica di Giuseppe Verdi
Direttore: Bruno Campanella
Regia: Alberto Fassini
Interpreti: Alexandrina Pendatchanska/Stefania Bonfadelli, Federica Proietti, Bernadette Lucarini, Giuseppe Sabbatini/Francesco Piccoli, Roberto Servile/Mauro Buda, Davide Livermore, Paolo Maria Orecchia, Claudio Ottino, Danilo Serraiocco


13, 15, 16, 17, 18, 20, 21, 22, 25 LUGLIO 1999

DIE LUSTIGE WITWE (La vedova allegra)

Musica di Franz Lehar
Direttore: Peter Maag
Regia: Jorge Lavelli
Interpreti: Daniela Mazzucato/Julietta Galstyan, Wolfgang Holzmair/Michael Volle, Nancy Gustafson/Ilaria Galgani, Marek Torszewski/Carlo Allemano, Max Re'ne'Cosotti
Allestimento dell'Ope'a National de Paris


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