STAGE3  ナミ  目を開けたが、そこにはもうアーロンの姿はなかった。  かわりに白いぼんやりとした景色と、長銃を構えた人の影が見えた。  「ベルメールさん!」  ナミは思わず叫んでいた。くわえた煙草の不敵な笑顔も、刈りこみのユニークな桃色の髪も、何もかも懐かしいままのベルメールが、目の前に立っていた。  手を差し伸べられて、ナミはしがみつく。確かな感触がある。「ベルメールさん」  彼女の手が髪を撫でてくれる仕草もまるで昔と変わらない。どころかこうしていると、それを八年も失っていたことの方が嘘のように思われた。  ベルメールに手を引かれて、ナミは歩き出した。道の左右はどこまでも続くミカン畑で、濃い緑の葉と土の匂いが懐かしかった。  やっぱりここはふるさとのココヤシ村だったんだ、とナミは思った。海の見えるところまでまっすぐに続くその道に見覚えがあった。  ベルメールと手をつないで歩く、これ以上の幸せはない。ノジコにはちょっと悪いけど、今だけは私が彼女を一人占めしちゃおうかな、とナミは笑いながら思う。さっきまで流していた涙もすっかり乾いていた。  ふと、ベルメールの隣に人がいることにナミは気付く。大柄なベルメールよりもさらに背が高く、羽根飾りのついた大きな帽子にロングコートをはおった黒い影。それでも少しも恐ろしくなく、逆に安心できるのは、その影と時おり話すベルメールが相手を心から信頼しているのが分かるからだろうか。  影が何か言い、ベルメールが朗らかに笑う。ナミも嬉しくなった。  ベルメールさん、その人と結婚するの?  握っていた手を引っぱるとベルメールが咲くように笑ったが、声は返っては来なかった。それでも不安はまったくない。  海からの風が吹き渡り、ベルメールの煙草の煙を流してゆく。  広がるのは輝く海。  ベルメールの指が示した先に羊の船首像をいただくキャラベル船が停泊していた。  ゴーイングメリー号  ナミは走り出した。やっと戻ってきた。私と私の仲間の船。青い海に浮かぶ船。  ベルメールが手を振っている。  行ってきます  ナミも手を振り返した。  桃色の髪がいつまでも見えていて、ナミはどこまでも走って行けると思った。 STAGE3  サンジ  鬼どもを踏み潰したものがなんであったかは見るまでもなかった。最後に蹴飛ばされたのが自分だったからだ。  「チクショウ!」だが起き上がってから、自分に手足があることに気付いて驚く。  目の前にいたのはやはりあの白い影。大きく、重く、そしてどこまでも高い。  「ジジイ!」  ゼフの腰に巻かれた、しわひとつないサロンの裾がひるがえる。それが返れば次の瞬間を目で捉えることはサンジにも難しいことだった。義足が吹き飛んでくる。だがその一撃はサンジではなく、サンジの横にあったテーブルを砕いていた。激しい音をたてて水槽は割れた。古代魚はもうどこへいったかも分からない。  続けざまに軸足が絞りこまれて白い影が向きを変える。それはくるっと回るといったものではなく、最短距離を引きつかむバネのような速さを持ち、反発の力に乗せて蹴り足を繰り出すまでがひとつづきの動作だった。  サンジの脚では割ることのできなかった壁面のガラスがその撃震で鮮やかに砕かれ、波しぶきのように白く飛び散る。  ガラスの向こうに現れたのは、仲間や敵の姿どころか、雨のほかには何ひとつ見えるもののない、陰気な景色だった。  さらにあとは蹴り足を繰り出すまでもなかった。薄っぺらな板がバタバタと音を立てて倒れて、結局二人のいるところには何もなくなってしまった。  「なんなんだ」  ただ雨が降っている中で、サンジは馬鹿のようにボーっと突っ立っている自分に呆れた。  だが次の瞬間、あの白い影が消えていることに気付く。  「クソジジイ!」  叫んだがあたりは灰色さえもなくした一面の闇になってしまい、目に映るものがまるでない。自分の声も反響せず、まるで夜の海の真ん中に立っているような気になる。一歩先が断崖になっていてもわからないと思うと脚がすくんだ。  コツン  前の方で音がした。  「ジジイ!」サンジにとってそれは間違えようのない音だった。ゼフの義足がバラティエの木の床を踏みしめる、あの堅く乾いた音。ならば次に来る音もわかっている。  スタッ  それが響く。厨房を走りまわるコックたちが好んで履いている、サボと呼ばれる靴の音だ。昔は本当に木靴だったというが、今は水にぬれがちな厨房でも滑らないように厚めのゴム底になっている。それでもゼフは体重があるせいで音がするのだ。  コツン、スタッ、コツン、スタッ  「おいっ!」サンジは駆け出した。音が自分から遠ざかって行くのが分かった。ダイニングを歩くサンジは革の靴だからゼフの履くサボとは違う音がする。闇の中でゼフの足音と自分の足音が混じることなく調和していた。  「待てよジジイ!」  音がする以上、その方向にはとりあえず床なり地面なりが存在するのだから、走ることに恐怖感はない。だが音は遠ざかりつづけている。サンジは全速で走った。  慕わしい音の方へ。  決して途切れることのない、消えない音のほうへ。  走っても走っても近づけなかったが、その代わり息が切れて立ち止まっても決しておいて行かれることのない不思議な音を追い続ける。  不意にその音が止んだ。  「ジジイ!」  サンジは全力で走り、そして唐突に抜け出した闇の先に羊の頭の船を見つけた。  ゴーイングメリー号  がけの先に停泊している船の甲板まで、距離も高さもかなりあったが、サンジは迷わず速度を上げる。  タン!と靴で岩を蹴り、サンジの脚はダンサーのハイジャンプのように華麗な直線を描いた。黒いスーツの袖と裾が、滑空する鳥の翼のようにバランスを捉え、まっすぐな金色の髪が風にキラキラと流れる。  落下のスピードで甲板が近づく。それでもサンジの心に不安はない。  脚から膝、腰、肩や腕まで全身をバネにしてサンジは完璧な着地を決めた。  音はほとんどしなかった。 STAGE3  ウソップ  火薬星をつがえたパチンコの手は、標的を見定めた瞬間に固まっていた。  「オヤジ!」  記憶の中よりも少し痩せて、その分苦味走った風貌のヤソップが目の前に立っていた。ウソップが一度狙った手をびしりと止めてみせたことに、その目は満足していた。  が、すぐに視線が離れた。右腕が流れるように上がり、そのまま撃鉄が起き上がる。ヤソップのピストルが 火を噴いた。  そしてすぐに伏せる。ピストルの銃口は空に向けて構え、日焼けた左腕でウソップの血にぬれた腕の下を支えた。  ウソップの体はあっという間にふわりと浮き上がっていた。その力が細い腕のどこから出るのかとウソップは驚きながら、脚はなんとかヤソップに合わせて走る。二人は家の横手の茂みに身をひそめた。  「オヤジ!待ってくれ!」ウソップは父親の腕を掴んだ。「母ちゃんが、母ちゃんを助けてくれよ!あとチビの頃の俺が見えなくなっちまって」  ヤソップが振り返り、ウソップの目を正面から見つめた。とても静かだった。  ああ、とウソップは思う。「そうだよな。そんなことあるわけねえよな」  そうして見回してみると、故郷の家の景色などもうあとかたもなく、周りはただ黒い岩がゴツゴツと続く、奇妙な海岸に変わっていた。  「これが正体だったのかよ」ウソップの手に力がこもる。「やっぱり懐かしい景色ってのはヤツらの罠だったんだな」  その時、雲の低い空をつんざくような鋭い鳴き声とともに、頭上を大きな黒い影が飛びすさった。ウソップはとっさに首を引っ込めたが、ヤソップはその先を凝視している。  それは一羽の鷹だった。二匹の子鬼が逃げているのを追いつめて、まるで畑のフクロネズミでも捕らえるようにあっさりと二匹同時に手にかける。爪とくちばしが容赦なく引き裂いたのは母親の寝間着と子供の自分が着ていたシャツだった。  「あいつらが化けてたのか」  ヤソップに肩を叩かれて振り向くと、他の鬼の群れが迫ってきていた。ウソップは茂みから立ちあがり、すばやく火薬星を見舞った。ヤソップの指がさらに一点を差す。ウソップはそこへも火薬星を放った。さらにヤソップの銃声に鬼たちがひるむ。包囲が破れたところをめがけて二人は一気に走った。  やがてがけを下へ降りる小道が見えた。海岸線へ出られるのかとウソップは思い、その先を見る。一艘の 船が止まっているのが見えた。  ゴーイングメリー号  カヤの船  だがヤソップが元来た方を振りかえり、眉をひそめた。鷹が、鬼に引きずられて地面にどうと落ちたのが見えた。  ヤソップは全速で駆け戻って行く。憔悴した父親の表情にただならぬものを感じたウソップもあわてて引き返した。  鷹の大きな翼が群れの中でもがいていた。ヤソップは銃を構えたが暴れる鷹の羽根でかえって照準が絞りこめず、引き金を引けずにいた。  「オヤジ!俺が!」  ウソップが自分のパチンコを示した。一方の手には煙星があった。  ヤソップが頷く。ウソップは群れに向かってそれを放った。パンという音とともに白い煙が立ちこめ何も見えなくなる。  ピィーッとヤソップが高い口笛を吹き鳴らした。キィーッと高く鳴いて鷹の声が返る。鷹は白い煙の中でさらに続くヤソップの口笛を頼りに舞いあがり、大きな翼をいっぱいに広げた。そのまま、落ちるような速さで空気を切り裂いて飛んでくる鷹に、ヤソップはひるまず自分の左腕を出す。鷹の、獣のように太い脚と鋭い爪がヤソップの腕を捕らえ、そのままバサバサと空中でバランスを取った。  左腕に鷹を、右手にピストルを構えたまま、ヤソップはついて来いとウソップを促した。ウソップはその背中を追いかけた。  片手の速射とは思えない精度でヤソップの銃が前方に道を開く。ウソップのパチンコも火薬や鉛を使い分けて後方の追手を散らした。すぐに先刻の小道が見えて、二人は海へと降りる。鬼たちはそこを降りることができないのか、がけの上でざわざわとわめき散らすだけでもう追っては来なかった。  波が靴を洗うところまで来て、ヤソップはやっと安心したように笑った。だが左の腕は鷹の爪が肉に食いこんで血にぬれていた。  ウソップの表情に気付いてヤソップも自分の腕を見たが、それでも微笑みは変わらず、鷹をいつくしむように目を細める。ウソップは自分も以前どこかでこの鷹に出会っているような気がした。  沖合いに船が現れたことにウソップは気付いた。その船から小さなボートがこちらに向かっているのが見える。なんとなく気になってスコープを覗くと、漕ぎ手のほかにもう一人乗っているのが見えた。  赤い髪が、潮風に揺れている。  あれが、とウソップは息を呑んだ。大海賊・赤髪のシャンクス。  ならば彼がヤソップの迎えに違いない。そう思って見るとヤソップは左手の鷹を掲げ、右手も大きく振ってボートを呼び寄せていた。  ああよかった、とウソップは心から思った。 STAGE3  ルフィ  暗闇の中によどむ赤い色の髪を、ルフィは迷わず引きつかんだ。それは人間のものではなく、逆に髪の方からルフィの手を絡めとってギリギリと締め上げさえした。ルフィももう一方の手で髪を引き剥がしにかかる。「オマエ、誰だ」  「シャンクスさ」のどの奥を泡立たせながら醜い声が返す。「お前の慕う海賊の」  「俺を怒らせるな」ルフィは枕のあたりを力任せに殴りつけたがボスッという音で白い羽が飛ぶだけで手応えはなかった。  それでも不意に攻撃の手が緩んだ。「もしやお前」  カタカタとテーブルが揺れて、カンテラの火が勢いを増す。明るくなった室内には床一面に赤い長い髪がうねくり、ルフィの手を捉える何かがまだシャンクスの姿を取り続けてルフィを見つめていた。  「これは」赤い髪の魔物が眉を上げた。「ゴムゴムの実を食った者であったか。これはすまんことをした」  髪はルフィを解放した。さわさわと音を立てて部屋中の髪があるじのもとへ這い戻り、どこへおさまったのか、元のシャンクスの髪に戻る。腐臭さえ放っていてた左腕も袖を一振りしただけで袖の中身を得ていた。  「あやうく『はらから』を食ってしまうところだった。いや参った参った」  「はらから?」とルフィ。  「そうさ。俺とお前は仲間じゃないか。海の悪魔の眷属よ。我らが力はその源を同じくするのだから」  「違うね」ルフィは麦わら帽子をグッと深くかぶった。つばのふちがその顔をほとんど隠してしまう。  同時に一方の手が伸びてシャンクスを騙っていた者を壁に叩きつけていた。生き物のつぶれる音がしたがルフィの体にかかったものは血ではなく、海水だった。顔をあげたルフィには塗れた壁のほかに見えるものもない。  「ゴムゴムの鎚!」  ぞうりの足を力任せに壁に撃ちつける。それはもろく崩れたが瓦礫にはならず海水に変わり、そうしてあちこち崩しているうちに天井も落ちてルフィは頭から海水をかぶった。いつのまにか足元にもひたひたと海水がみなぎっていた。  ここはやはり船の中なのだろうか。海水がどんどん流れこんできて水面はルフィの胸に達した。悪魔の実の能力者の因果で体中から力が抜けていく。それでも壁を壊しつづける。水がさらに増えて顔が波に洗われて、腕の力は失われていたが、それでもまだ壊そうとする気持ちが止まらなかった。のどから叫び声が溢れた。  どぷん、と耳に音を残して水面がルフィを追い越した。  が、すぐに引き揚げられた。力強い腕に導かれてルフィの頭はあっという間に水面から抜け出した。 海水を振り払った目に映ったのは白いシャツとそれが貼りついて透けている肌。そして深紅よりも赤い髪と、三本の傷。  「シャンクス!」  バッカだなあオマエと言っているような、やさしい笑顔が目の前にあった。  ああ、とルフィは思う。これで二度目だ。こうして海の中で抱えられているのはあの時と、そして今の二回。  シャンクスが顎をしゃくってみせる。ルフィは後ろを振り返った。  そびえるように高く伸びたマストのてっぺんに、麦わらをかぶったドクロを描く海賊旗が翻っている。  ゴーイングメリー号  海面から見ると、小さなキャラベルの船げたもずいぶん上の方にある。だが海の中にいてもシャンクスがしっかり支えてくれている。ルフィの腕は一気に伸びあがって船げたを掴むことができた。  ぱっ、とシャンクスが手を離す。  ルフィの体は弾けあがって海面を抜けた。  「シャンクス!」続いて引き揚げようとしたが、その目に少し遠い空で鳴く鳥の影が見えた。鷹だ。  それが海風を切って滑空し、シャンクスの頭上まで来た。シャンクスの体もまた鳥のように軽く舞いあがる。海を抜けた一瞬、水面をポンと蹴ってシャンクスは鷹の黒い背に乗った。  どうだ?という目でシャンクスはルフィを見、そして鷹と同じ方へ目をやった。翼が、高く飛翔した。  ルフィは力いっぱい手を振って見送った。 STAGE3  ゾロ  「ミホーク!」  船のあった空間に向かいゾロは叫んだが、返ってくるものは何もなかった。  ゴーイングメリー号はゾロ自身が帆を切って落としたために、風ではなく潮の流れに乗ってゆっくりと移動している。確実に移動はしていても、それにしても心もとなく、気ばかりが焦った。  ゾロは空を見た。空気が変わりつつあるのを感じる。日の光はまだないが、周囲は夜の闇を抜け始めている。しかし空は雲が低く、逆に海は波が高く、船の行く空間は狭い。  その狭い間隙におびただしい数の難破船が漂流しているのが見えた。限られた視界の中でも十や二十ではきかない数がある。しかも大小新旧さまざまな船のどの甲板にも白骨が転がっているのを、なぜついさっきまで自分は気付かなかったのかと思うとさすがにゾッとした。  そのうちの一隻、大型の軍艦がゴーイングメリー号の右舷に迫っていた。あんなものにぶつかられたらこっちが沈むと思ったが、帆を張ってかわしたい気持ちはかみ殺した。  風に乗ったらヤツらの思う壺なんだ。  そのヤツらが何なのかは分からないが、あの幻の船の中でミホークが言った言葉を心の中で繰り返す。たとえあの船と敵兵たちのすべてが幻であったとしても、自分をかばって戦っていたあのミホークは本人なのだということをゾロは確信していた。あれほどに優しい剣を真似られるものはいない。  軍艦が迫ったが、ギリギリのところで波がメリー号を押した。逆に軍艦は風に押されて距離ができる。そうして二隻はのろのろと離れていった。  見ると、他の船もボロボロの帆がそれでもまだ風を受けていて、軍艦と同じ方向へと流されている。堂々巡りをしているのだ。ミホークの言うとおりだとゾロは思った。  そして普通ならば風によって生み出される潮流が、ここでは風に従わず、わずかに外れている。それで帆のないメリー号は亀よりも緩やかにだが、輪の向かっているのだ。  だが、とゾロは思う。仲間たちはいったいどうしているのか、それが見えなかった。船に人影はない。もしかしたら自分しか乗っていないかもしれないこの船をこのまま進めてもいいのか、それとも戻って仲間を探すべきなのか。これもミホークの言葉を信じるほかにないのか。  仲間と、ミホークの命さえもがこの船に、自分にかかっているのだとしたら。  くいな  ゾロは刀に手をかけ、目を閉じた。  道を示してくれ  心の奥に目を向ける。自分の心の中にこそ、見るべきものがあるような気がする。  そして、それが見えた。  闇の中にミホークがいた。その鷹の目が何かをじっと見据えている。  ゾロはミホークの視線を追った。誰かがいた。赤い髪が印象的な男で、彼もまたミホークを見ている。だが何が遮っているのか、前を探る手がそれ以上先には進めないでいた。  ゾロは刀を抜き払った。白刃は和道一文字。  それを振り上げて、そしてまっすぐに振り下ろす。  音はまったくしなかったが、ゾロの手には手応えがあった。それは枝と枝の間にただふわりと置かれただけの一本の絹糸を斬るような、力だけでは決して斬ることのできない、そんな何かだった。息を吐き、静かに目を開ける。船の甲板の景色が戻っていた。  納刀して鯉口の音を聞いたとき、ゾロはあの赤い髪が自分とすれ違っていく幻を見た。目で追うことはあえてしない。見ようとしたら見えないだろうと感じていた。  船はこのまま進めよう、とゾロは自分で決めた。あとはあの幻に任せればいい。  風と雨はあいかわらず荒れていて、海もうねくっている。それでも出口が近づいているのだとゾロは強く感じることができた。  もう少しだ。