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2002年大阪巡礼
2日日・特撮&ドラマオタクMさんと会うの章

8年目の初対面を果たしてきました。

2日日・雨の日の顛末


夜型人間が起き出したのは午前11時ごろ。ぽつぽつと雨の降る中をブランチに繰り出すと、陸橋の向こうにえらく私好みの、古き良き建築物を発見。阪急百貨店でブランチと決定しました。

が、小雨の中、私同様傘もささずに立っていた街頭アンケートのお姉さんと目が合い、捕まる羽目に。
 「インターネット番組の特集で、関東と関西の人たちにご意見を伺ってます
 「私は昨日東京から大阪に着いた者なんですが
 「それでもどうぞ」
・・・よく分からんと思いつつ、「小泉政権を支持するか」「北朝鮮問題について」などのやや硬派めな内容に起き抜けのアタマで答えたのでした。ちなみに私の答えは「個々の行動に支持・不支持が分かれるので、それらの混じった政権そのものを一言では言いきれない」「9.11以降、巨額の核ミサイルを持っても国民は守れないと判明したのだから、外交でがんばる以外に道はない。その点で評価している」というものです。ハイ。
そんなぐあいに答えたあと、今度はこちらから「阪急百貨店の入口はどっちでしょう」とアホな質問をかまして店内に入りました。

阪急内のレストランは、「アルポルト」「クイーンアリス」「バサラ」・・・ってみんな東京店の進出組。しかも大阪拠点の「メンサ・ポンテベッキオ」をはじめ4店ともが満員で入れませんでした。結局、和風レストランにしたのですが、ここの懐石風9点盛りはおつゆもついて大変おいしゅうございました。
大阪のメニューはどれも本当におなかがいっぱいになる量で、しかもおいしくて満足です。

店を出て、この日のお約束をお願いしていた「Mさん」と会うべく、1時半に大阪駅の待ち合わせ名物・中央広場噴水の交番側へ。このMさんと私の出会いはかれこれ8年前にさかのぼるというのに、文通とお電話と、ネット普及後はメールにてのお付き合いで今回がなんと初対面でした。
背中にアイボの描かれたTシャツを着て行きます」
という彼女はしかし思いきりリュックをしょった姿で立っていました。おみごと。
それでも無事初顔合わせを成し遂げた私たちは、彼女の昼食(ごめん、私だけ先に食ってしまった)のために駅構内の和食屋さんへ入り・・・そこからオタクトークを炸裂させました。

具体例その1
 Mさん 「『大きな古時計』、流行ってるね。××さん(作詞家)、急にものすごい額の印税入ってびっくりしてるだろうね」
 辰巳 「え?何書いてる人?」
 M 「『星空のガイキング』
 辰 「おー。なんか物悲しいカンジが共通してていいねえ」
ちなみに『星空のガイキング』は、70年代のロボットアニメ『大空魔竜ガイキング』のエンディングのことです。

具体例その2
 M 「こないだ○○さんから携帯の待受け画面用に、中康治さんの昔のCMの写真もらったの。モデル時代のだから芸名が『福中康治』だった頃のなんだ」
 辰 「って、怪傑ゾロ(=覆面装束)じゃん。よく見つけたね〜」
 M 「△△さんが昔のテレビ雑誌見てて偶然発見してね」
ちなみに中康治さんは『五星戦隊ダイレンジャー』の司令官・道士嘉挧(かく)役の方。ダイレンジャー終了直後には浅見光彦シリーズ『高千穂伝説殺人事件』で天本英世と共演して私が大騒ぎになりました。

具体例その3
 M 「東大特撮研の××さんの出した『岸田森全仕事』買った?」
 辰 「いや高くて。でも特撮研時代に出した『特集岸田森』なら▲▲さんにもらったから」
 M 「ああ、▲▲さんなら今、メールで××さんと私と3人で連想ゲームやってるんだ」
 辰 「へー。日本一濃ゆいゲームだねそりゃ」
ちなみに岸田森は岸田今日子・衿子姉妹の従兄弟、戯曲家岸田國士の甥。40代で早世した名バイプレイヤーで、有名どころとしては『ピーマン白書』のナゾの理事長や、『俺たちは天使だ!』のハゲの怪盗、はたまた最後のレギュラー出演『太陽戦隊サンバルカン』嵐山長官など。

――何がなんだかわからんという方、アナタがフツーです。

そしてワンピファンもびっくりな具体例その4
 M「辰巳ちゃん、ワンピースの何てキャラに惚れたんだっけ?」
 辰「よくぞ聞いてくれました(と携帯を取り出し、ウラに貼ってあるジャンボカードダスの鷹の目様シールを見せながら)この『鷹の目のミホーク』なの〜♪世界一の大剣豪でめちゃくちゃカッコイイの〜♪Mさんに分かりやすいところでは声をあててるのがあの青野武さんなのよ〜♪
 M「ああ、ザラブ星人ね
 辰「…(-_-;)」
ちなみにザラブ星人とは、ニセウルトラマンを地球に送りこんで悪さをした宇宙人で、シリーズ中ではわりと有名。何を隠そう、その着ぐるみキャラの声を青野さんがノリノリで演じたのです。
でも鷹の目様からザラブ星人引きずり出したのはキミが初めてだわ、Mしゃん。。。

この日は彼女と散会した後、かのユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行く予定だったのですが、雨がどんどん激しくなり、電話をかけたところ「いくつかのアトラクションは中止になっております」と言われ断念。しかしやさしいMさんは、その後も私につきあってくれて、彼女のお膝元の十三(と書いてじゅうそうと読む大阪のフシギ地名)へ連れてってくれました。

駅前に酒蔵のある風情な町・十三で、しかし私たちはまたしてもオタクモード全開でセガカラに燃える始末。ちなみに曲目は。。。

マジンガーZ、グレートマジンガー、ゲッターロボ(菊地俊輔メドレー)、檄!帝国華撃団、勇者王ガオガイガー(田中公平メドレー)、夜霧のハニー、ペリーヌ物語、エリカのバラード(シャウトしない曲メドレー)、疾風ザブングル、重戦機エルガイム、伝説巨人イデオン(80年代サンライズメドレー)、ABAYO FLY BYE(『銀河旋風ブライガー』の最終回に一度だけ流れた挿入歌)、
キカイダー01、マッハバロン、ロボット刑事K、星雲仮面マシンマン(このへんはまだいい)、マイティジャック、怪人二十面相、宇宙円盤バンキッド(お互い、これを歌える人を初めて見た)、死ね死ね団のテーマ(これを歌ってる時に店員さんに入られると非常にマズイ…)

1日にあんなに大量のヒーローマン(セガの通信カラオケでアニメ・特撮ものの背景に出る動画キャラ)を見たのは初めてかも知れません。
さらにはそのヒーローマンにまでツッコミを入れまくる私たち。「これ意外とマニアックだよね」「ウルトラマン』第1話と見せかけて『ウルトラQ』の「1/8計画」とか入ってるもんね」。

この調子で歌って、飲んで食って結局3時間半を歌いどおし、隣のコーヒーショップに移ってもなお喋りどおして、あっという間に10時半。
「私たちの話を人は暗号だと思うだろう」という彼女の名言どおりの、ある意味USJに負けない1日を堪能できた私は、心地よい疲れとともに帰りは独りで電車に乗って帰ることにし、堅いオタクの握手を交わしてMさんとお別れしました。

かくして駅前商店街の「酒饅頭五代目家元」前をとおって阪急電車の十三駅へ。
が、料金表に「大阪駅」がない。。。でも獅子丸姐さんの言葉を思い出して梅田を探したらちゃんとあり、無事帰りついたのでした。

「3日目前編・獅子丸姐さん&藍沢美琉さんと再び会うの章」に続きます

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