2002年大阪巡礼
初日・獅子丸姐さんと会うの章
平日に休みが取れたため、大阪に行ってきました。
| 初日・曇りの日の顛末 この日の午後3時まで仕事をして、それから新幹線に乗ったため、出掛けは忙しげでしたが、初挑戦のカモノハシ、もとい「のぞみ」号に乗車したとたん気が緩み、シュウマイ弁当を食べた後はひたすら窓の外を見て過ごしました。実は先日、サイエンスチャンネルでこののぞみ号の製作現場というのをやっていたのですが、あの流体力学の粋を集めたカモノハシ型の流麗なラインは、なんと熟練職人がカナヅチで叩いて出していたと知りガクゼンとしたのでした。内装はちょいと『新スタートレック』風かと。 西に沈む夕日を追いかけながらの旅は、雲が真っ赤に染まり、レンブラント光線(雲の隙間から筋状に光が見えている状態。レンブラントさんがよく描いてた)が降りまくりでいい日旅立ちでした。 しかし大ボケなことに、なぜか京都は大阪のあとにくるものだと思いこんでいたため、京都駅についた時はまさか目を開けたまま寝過ごしたかとびっくり。いえすぐに新大阪に着きましたけどね。 今回の旅の目的は人に会うことでして、初日に新大阪駅の在来線乗換口で私を「迎撃」してくれたのは、当城社交場にてもご常連様の獅子丸姐さんでした。めるしぃ〜 同じくご常連のあかつきじゅんさんがやはり初対面で待ち合わせたとき、改札に来るなり笑い飛ばしたという姐さんのガッツ溢れるご容貌を、 ――すいません、私こと辰巳は目が合っても分かりませんでした。 だって「コレ私ね♪」って送られた写真が思いきり逆光だったんですもん。。。 ともあれ無事に出会いを果たし、いざ大阪駅上のホテルへ。 新大阪と大阪は、あたかも新横浜と横浜が離れているのと同様に別もんの駅でした。しかも大阪駅は駅名表示ではなぜか大阪ではなく梅田と書かれていると聞かされてびっくりです。これを聞いておいたおかげでのちのち助かったのですが、梅田って、ボコボコの野原を「埋めた」から「梅田」なんですって? でも発音はうめ「だ」なんですね。どこまでがホントなのかイマイチ分からないのが大阪テイストのいいところです。 チェックインのあとは「大阪名物」を探訪。 W杯の時には代表ユニフォームを着て大阪根性を見せてくれたグリコのネオン看板や、道頓堀川、その水面まで意外と高さがあってびっくりの戎橋(えびすばし)、そこに群がる客寄せ兄ちゃんたちのド迫力ナンパ、くいだおれ本舗にかに道楽、づぼらやと、観光の基本を押さえます。つい数週間前の惨事もなまなましい法善寺横町の焼け跡は、私の巡礼旅のしばらくあとに通りぬけ解禁となったようで何よりでした。 しかしいちばん驚いたのは、「ガシャポン屋」さん。なんとガシャポンの中身を売ってました。さすが大阪人は無駄遣いしないというか、ドライというか。ダブった人は売り、ダブりたくない人や取れない人は買うという商売が、あたかも古本屋のごとくに当然と成り立っているのです。バ○ダイ・ベンダー事業部さんが見たら何というのかドキドキです。 獅子丸姐さんお薦めの老舗明示軒さん(はじめ末廣亭と間違え、獅子丸姐さんにぜんぜん違うとツッコまれました。失礼)にてオムライスと串カツのセットを注文。上述じゅんさんはこの串カツを脂っぽいと残されたそうですが、脂っぽいなりに全部平らげてしまう私。逆にオムライスは東京近辺のものよりずっとあっさりしていて、これも私好みでよござんした。 タバコの煙が私の方に行かないようにと再々に気を遣ってくれる姐さん。実は私は超絶嫌煙家である旨、「ねえさんに100の質問」に明記しているのだけど、それを読んでくださっていて嬉しい♪ ちなみに今マジで千代田区にヒッコシしたいです。。。 大阪最初の食事をハッピーに堪能し、お店のおばちゃんの気持ちいいしゃべりっぷりに大阪を実感。 梅田(大阪駅)に戻ってからも話したりず、お茶屋さんCLEAVER(クローバーかと思ったんだけど何度見てもクレバー。このあともお世話になる)にておしゃべりしました。 ここでさらに大阪人の嬉しい気質を発見。 大阪人は本音で勝負するんですね。東京での会話ならばどうにもタテマエや世間的模範解答の陳列会に終始しがちな話題について、大阪人はズバズバと本音を語ります。 旅を終えてみれば「大阪に住むのもいいかも♪」とまで考えられるほど気持ちのいい大阪人の語りっぷりが、この初日の獅子丸姐さんからしてスパートしてました。 ちなみにお題は「子どもまたは親子連れ」についてという、東京にいたらゼッタイ本音を言えないものでしたが、姐さんはそんな私からグイグイと本音を引き出してくれました。 さらにうれしいことに、今後の私の予定についても、ひとかたならぬエールまでいただいてしまって、辰巳チョッパー状態でした。めるしぃ〜 そんなこんなで獅子丸姐さんと、翌々日の再会を約して10時前に散会しました。 ホテルは建物内に計3ヶ所の吹き抜けのある構造で、上から見ると「目」の字に見えるものでした。 目。。。なんかいいかも♪ シングルの部屋はこの吹き抜けの方を向いており、やや殺風景ではありましたが、まあ素泊まり者には眺望の良しあしまで贅沢は申せますまい。 ――それよりも恨めしかったのは、この単身行動がホテルの予約には思いクソ不向きであったということです。「おトクなプラン」はほぼツインかトリプルで、ビジネスホテル以外でのシングルの割安プランはベッドもシングル=ウチのベッドより狭い!というものばかりです。しかも、ホテルのグレードが上がればそもそもシングルルームそのものがないという場合もほとんどです。その中でなんとかビジネスマン出張お得割引き、かつベッドはセミダブルクラス、もちろん禁煙室、というのをビジネスホテルでないシティホテルでゲットしての宿泊でした。 しかし、ビジネス「マン」対象だとアレなんですよねぇ。テレビの上に「えっち専門チャンネルご案内」(ビシバシ写真入り)とか、ドアの下から差し入れられる「出張サービスご案内」(売買春のお誘い写真入り)とか、その手のものがもう・・・。思わず、 「無益」(どん!) でございます。出張サービスチラシは部外者が入りこんでやってるものでしょうからホテルが防ぎきれない面もあるのでしょうが、有料放送の案内に関しては100%ホテルの不行き届きですよね。今にして思えばフロアマネージャを呼びつけてたたッ返してやればよかったです。日本で生活してるとそういうものに悪い意味で慣れちゃって、鈍ってイヤですね〜。 公約。今度からたたッ返します。 むむ、不愉快な話で初日分終了してしまうのはいやですねえ。 そういえば笑える話もありましたので、それをひとつ。 大阪滞在中にもこちらの社交場へ出没できるよう、今回の巡礼にはPDAを持参したのですが、深夜のお楽しみといそいそつなぎましたところ、目の字型の建物構造が災いしてPHSの電波が届かず、使えませんでした。部屋のデスクにはNTT回線のモジュラージャックがあったのですが、ピッチにさしこむ横一列プラグと、家庭用電話線の二線のジャックがかみあわず、持ち腐れました。無念。 |