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「ミホーク」という名前について 03.03.02 ジュラキュール姓に関する考察のページで、「ミホークという名前についても意外な事実が判明したのでそれについては後述」なんてことを書いたきりほったらかしにしてしまいましたが、それについて書きたいと思います。 原作者の尾田ッちが、ルフィやゾロの「名前」は、日本語同様、苗字+名前という順になっている、と言っていたので、鷹の目様に関しても何の疑いもなく、姓がジュラキュール、名がミホークと信じていたのですが、これについては「ちょっと俺の困った話を聞いてくれ」になっております。 というのも、「ミホーク」という姓が実在したからです(^_^; Yahoo!で、「ミホーク」をキーワードに検索をかけた その俳優の名はダッシュ・ミホーク。ロミオの友人ベンヴォーリオ役の、金髪角刈り兄ちゃん。。。 一瞬めげた心力を起こしてスペルチェック。 MIHOK 英語っぽくない。何語?(^o^;) 残念なことにパンフレットにもネット上のデータにも彼のルーツに関して触れた記述はなく、ただ、ダッシュというこれまたちょっと珍しい名前は作家のダーシル・ハメットにちなんでつけられたもの、とだけ書かれていました。 スパイダーズカフェのモデルとなった『バグダット・カフェ』や、クロコダイル&ミス・オールサンデーのモデルとおぼしき『パルプ・フィクション』など、尾田ッちの選ぶ映画はどれも20代の若者が見るには少々シブ過ぎの?ラインナップばかりですが、ここに新たにディカプリオの『ロミジュリ』が加わった日にはもうサイコーです。違和感なしぞうです。一映画ファンとして、快哉を叫びつつ、十中八九ビンゴだな、と踏みました。 しかし、ダッシュ・ミホーク君の写真を見た人なら一様に思うでしょうが、よくこのにーちゃんからあの鷹の目様が出たものよと思わずにいられません。まあそれを言ったら『バグダッド・カフェ』のあの幻想的なテーマ曲と、「アン・ドゥー・オリャァー!」の回るオカマはどうひっくり返っても同居しません。 つねづね思っておりましたが、尾田ッちは「持ってきかた」が本当に巧みですね。パクリとはゼッタイに言わせない、ものすごいひねり方をもってとりこんでいることが原典を見ると分かります。尾田ッちの目や耳から入ったものが、その脳みその中で発酵して、その手から出るときには、もうまったく別物の何かに変わっているのです。 「すべてがオリジナルということはありえない」――創作にはそんな不思議な背反がありますが、まんま持ってきてしまう「パクリ」や「コピー」でなく、「昇華」ができる、それが尾田ッちの才能だと思っております。 そして、私が鷹の目様にハマるよりもずっと前から、私の押し入れには「ミホーク」という活字が埋もれていたのだと思うと、これまた複雑な思いがいたしました。古館伊知郎いわく、「人生には予告編がある」。本当にあったんだなと、今は恐ろしくさえ思われます。 ちなみに、映画の日本公開は1997年。鷹の目様の本誌登場はその翌98年となっております。 |