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ミホークよりのはなむけの言葉
Greeting words from Mihok



ウソップ


勇敢なる海の男を目指す者よ

強さとは、怖れぬ心とは何をいしずえとし、何によって立つものか
その答えをぬしは心に抱いているか

俺は以前、ぬしの父親に会った
かつて、自らの夢のために妻と子を置いて海へ出た男
恨むなとぬしに言うことは誰にもできまい
だがあの男もそれを承知でなお、己が夢へと漕ぎ出したのだ
勇敢なる男よ。彼はその背に十字架背負うことを懼(おそ)れなかった
そは、ぬしの恨みではなく、ぬしに済まぬと思い続けるその心
それこそが、彼の十字架

強さとはただひたすらに己が心においてのみ戦わすもの
己が優しさが痛み生むならば、ぬしはそれをいしずえとし、それによって立つがいい

もしもまたあの男に会うことあれば、俺はきっとこう言うだろう
「ぬしの息子に会った。こけつまろびつの良い季節を謳歌(おうか)していた」と

4月1日

――ジュラキュール・ミホーク

D 封蝋

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